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各部紹介

 

検査科

名手病院の検査室では、医師の診断結果の手助けとして心電図・超音波・内視鏡検査などの生理検査や血液・尿などの検体検査を行っています。

超音波検査(エコー検査)では、肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓などの病変を調べる腹部エコーや心臓の働きや血液の流れを調べる心エコー、動脈硬化の指標となる血管エコーなどを行っています。

内視鏡検査では、胃や大腸の中を内視鏡を使って炎症や潰瘍、ポリープなどがないか調べます。

当院の内視鏡検査は、経験豊富な日本内視鏡学会専門医や消化器病学会専門医の資格を持つ医師が検査を担当しています。切除が必要な胃や大腸のポリープを切除したり早期胃ガンの治療法である内視鏡的粘膜下層はくり術(ESD)も行っています。その他にも口から食べ物を摂取することが難しくなった方には胃痩(PEG)を造ったり、古くなった胃痩(PEG)の交換も行います。

 

放射線診断科

患者さまのニーズに対応し、安心して検査を受けて頂けるよう努力しています。また、「チーム医療」を実践しています。

放射線診断科では主に単純X線写真、CT検査、造影検査(消化管・血管)、特殊検査等を担当しています。撮影された画像は完全デジタル化(フィルムレス運用)により即座に院内ネットワークを介し、各診察室または各病棟にて画像を確認でき、診断の効率化を担っています。
また、主治医とコミュニケーションを密にとり、より安全に適切な検査が出来るように努めています。

設置機器
  • MDCT装置
  • 一般撮影装置
    • 天井走行一般撮影管球 2台
    • FPD搭載立位撮影台
    • 可搬型FPD搭載立位撮影台
    • FPD搭載臥位撮影台
    • CR装置
  • FPD搭載エックス線TV装置
  • 骨塩定量測定装置
  • 回診用エックス線撮影装置
  • PACS(医療画像保存・伝送システム)

※FPD
フラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector)の略で高感度・高解像度である特性のため、少ないエックス線量で高画質な画像を得る事ができます。

MDCT撮影検査

エックス線を用いて身体を輪切りにした画像を撮る検査です。コンピューター処理により立体像や任意の断面像、全身の臓器(脳・肺・肝臓・腎臓など)を観察することができ、検査自体は痛みや刺激は全くありません。また、造影剤を体内に注射しながら検査することで病変や血管をより鮮明に抽出できるようになります。更に当施設ではメタボリックシンドロームの診断基準となるCT検査での内臓脂肪測定にも対応しております。

一般撮影装置

エックス線を使用して全身のあらゆる部位を撮影するのが一般撮影装置です。主に胸部や腹部、脊椎や肋骨、手足の骨などを撮影します。
エックス線を使った検査のなかでも単純な撮影装置ですが、出来上がった胸部や腹部のエックス線写真には沢山の情報が含まれているため、病気の診断には大変役にたちます。
また当施設は、高精細・高画質な画像を少ない放射線の量で撮影可能な高感度Csl (ヨウ化セシウム)採用FPDを導入しております。

FPD搭載エックス線TV装置

健康診断の際に行う胃のバリウム検査など、リアルタイムの透視画像をモニターで観察しながら検査する装置で、幅広いニーズに対応しており多種多様な検査、治療にも使用します。
また当施設は、高感度Csl (ヨウ化セシウム)採用FPDを導入しており、従来の装置に比べ放射線の被ばくを大幅に抑える事が可能になりました。またVF検査(嚥下造影検査)専用車椅子も完備しています。

骨塩定量測定装置

骨塩量が少ないと骨が弱くなり骨折しやすくなります。また、骨塩量の少ない状態を「骨粗鬆症」といいます。男女限らず加齢により骨塩量は低下していきます。更に甲状腺機能亢進症や副甲状腺機能亢進症などの内分泌系疾患で二次性骨粗鬆症を発症される場合もあります。検査にかかる時間は15秒程度です。簡単で痛みもなく安心して検査を受けて頂けます。

回診用エックス線撮影装置

病室のベッドサイドなどでも軽快にアクセスできるコンパクトタイプで、多目的な撮影に対応する高出力の回診用エックス線撮影装置を完備しています。

PACS(医療画像保存・伝送システム)

PACS(Picture Archiving and Communication System)は、レントゲンフィルムを使用せず、各診察室や病棟に設置したパソコンのモニターで画像が診られるというシステムです。また、撮影した画像はサーバーに保存し、いつでも診る事ができ、医師が診断を行う際に症状や症例にあわせて画像の拡大表示や画像の濃淡を最適に変化させることが可能になります。

 

薬剤科

薬剤部では、患者さまとのコミュニケーションを大切にし、薬の服用による副作用の出現等ないかなどお話をし、適切な服薬指導を行っています。 また、薬事委員会を設立し、薬をよりよく治療に活かすために医師や看護師と共に薬に関するいろいろな検討を行っています。

服薬指導
  • 患者さまの使用する内服薬、外用薬、注射薬を患者さまにわかりやすく説明いたします。
  • 使用されている薬剤で困ったこと、副作用が出ていないかを確認し、主治医へ情報提供し、よりよい治療ができるように協力させて頂きます。
  • 持参薬の内容を調べ、管理しています。
  • 処方せんに基づいて用法・用量、相互作用、禁忌、複数受診科における重複などをチェックしたのち調剤しています。

 

栄養科

治療効果を上げるため、患者さま1人1人に合わせたお食事(治療食)を提供しています。また、退院後の食生活に困らないよう栄養指導を行っています。

治療食

四季折々の食材を使用し、季節感のあるお食事を提供できるよう心がけています。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままで食べて頂けるよう、配膳には温冷配膳車を利用し、トレーは患者さまが食べやすいよう溝の無いフラットトレーを採用しています。
その他、桃の節句や端午の節句などの行事食を積極的に取り入れ、いつもの治療食と見た目を変え、家庭的で温かみのある食事になるよう努力しています。また、毎週水曜日は「おやつの日」として、治療食に合わせた手作りのおやつを午後3時に提供しています。

栄養指導

患者さまの疾病に合わせた栄養療法を個別に指導させていただきます。疾病治療の中で重要となる食事(治療食)。その食事をむりせず続けていけるよう、一緒に考えさせていただきます。

入院患者 月曜日~金曜日(10:00~17:00)
外来患者 月曜日~金曜日(9:00~18:00)
土曜日            (9:00~12:00)

※時間につきましては、管理栄養士までご相談ください。