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新年明けましておめでとうございます。皆様には健やかに新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

さて、昨年は新型コロナウィルス感染症一色に過ぎた1年でした。人々の生活はこれまでと一変し、マスク着用の徹底、可能な限りの人との直接接触の回避、外出の自粛など、制約の多い日常を送ることを余儀なくされています。医療・介護の現場においても日常診療に制限が及ぶだけでなく、患者・利用者さまへの面会制限、各種教室や研修会の休止、地域交流の機会の喪失などの影響が見られています。こうした状況は物理的かつ心理的に人と人との繋がりを保つことを困難とし、今後到来する人口減少社会にあって必要とされる「共に支え合う」地域づくりに大きな負の影響を及ぼすことが懸念されます。効果的なワクチンの開発・承認等の希望を抱かせるニュースも聞こえてきますが、感染が収束し人々が落ち着いた日常を取り戻すには、いましばらくの時間が必要でしょう。

 

今年の干支である辛丑(かのと・うし)は、痛みを伴いながらも古いことに終わりを告げ、新しいことを見出す年、という意味があるそうです。私たちも beforeコロナへの回帰を耐えて待つのではなく、afterコロナを見据え、ニューノーマルに適応していくことを模索していくべきなのでしょう。昨年は開設40周年を迎え、電子カルテの導入や地域包括ケア病棟の開設など大きな変革を経験しましたが、安心・安全の医療・介護の提供はもちろんのこと、人と人とを繋ぎ共に支え合う地域づくりに向け、今年も職員一丸となり様々なチャレンジをしていきたいと思っています。

 

本年が皆様にとりましてより良き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

理事長 兼 院長 池田 宜史

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