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第4回名手病院「歯と口の健康週間」が6月2日から7日まで開催いたしました。

外来患者様をはじめ、延べ236人の皆様と交流を持つことができました。ありがとうございます。

中には、ご自身の診察日でないにも関わらず「お勉強しに来ました」と訪ねて来てくださる方もおられ改めて、啓発活動の重要さを感じました。と同時に正しい知識を伝え歯科疾患の予防習慣の定着化を目指す使命がある事を受け止めました。

2014年のテーマは「歯と口は健康元気の源だ」です。歯と口は生きていく力を支えるもの、お口の健康は全身の健康につながります。口の中が汚れていたり、虫歯や歯周病があると、口の中だけでなく全身にも様々なトラブルが起こることになります。

口は、食べ物の入り口となるところで37度前後と温かく湿っていて栄養分も豊富。微生物にとって非常に居心地のいい場所です。例えば歯垢1mg中には、1億以上もの微生物が潜んでいます。虫歯菌や歯周病菌など700種類住み着いていますが免疫力の落ちている高齢の方の口からは肺炎桿菌やカンジダ菌(カビの一種)などがよく検出されます。口の中のケアを怠るとその数は爆発的に増え次から次へと虫歯になったり、歯周病で歯がグラグラと動いて抜けてしまうといったことになります。そして、口の中の病気だけでなく誤嚥したり血液に乗ることで、体の奥に入り込み肺炎や心臓など様々な病気を引き起こします。また上下の歯のかみ合わせが悪かったり、歯がないのに入れ歯をつかわなかったり、入れ歯が合っていないと食べることが難しくなり、体のバランスが取りにくくなり転びやすくなる事があります。

「そうだな」と思ったらその足で、どうぞ歯科受診に行きましょう!

そして、首のストレッチングや舌の体操でむせる力を高めて「誤嚥無縁」になりましょう!

また来年の名手病院「歯と口の健康週間」をお楽しみ下さい!

歯科衛生士 井道達子

 

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